お母さん、娘をやめていいですか？』第6話 あらすじネタバレ＆感想！毒リンゴを渡したのは実の母

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引用先：http://www.nhk.or.jp/nagoya/okamusu/
斉藤由貴と波瑠のＷ主演のＮＨＫドラマ10「お母さん、娘をやめていいですか？」、第6話は「毒りんご」です。
グリム童話の白雪姫、元の話は、白雪姫のお母さんは継母ではなくて、実の母なんですね。
お母さんが娘を殺そうと毒リンゴを食べさせるという怖い話です。

では、こちらの「毒リンゴ」はどうなっているでしょうか。第6話のあらすじネタバレと感想です。

★『お母さん、娘をやめていいですか？』の第6話あらすじネタバレ

引用先：http://www.nhk.or.jp/nagoya/okamusu/
ようやく家を出た美月（波瑠）は松島（柳楽優弥）の部屋で一緒に住みだした。そこへ、顕子（斉藤由貴）が住所をつきとめてやってくる。合鍵をつくり、昼、二人がいないときに、勝手に部屋に入り、食事を作ったり、掃除をしたりする。それを知った、美月（波瑠）は混乱する。母にやさしい松島に「あなたはどっちの味方なの!」と言う。

一方、父・浩司（寺脇康文）は会社で社長に直談判するが黙殺される。家に帰って、顕子に会社をやめるかもしれないというが、顕子は「仕事がだめだから今度は家族？　第二の人生、そんなものわたしにはないわ」と相手にされない。

そんなとき美月の学校の学園祭があり、クラスでゾンビのお化け屋敷をする。礼美（石井杏奈）の母と顕子とがけんかになってしまう。

母同志のけんか、見ものでしたね。いったい娘はそれをどういう気持ちで見ればいいのでしょう。

それにしても気になるのが、父の存在感の薄さです。顕子にとって浩司はなんでしょう。顕子は娘に自分を重ねて、松島を恋人のように思っています。気持ち悪い―私なら顕子にそう言っていたでしょう。我慢した美月はえらいです。

息子がいれば、多少は違うかも。その場合は、確実に息子を恋人視して、これもまた違った闇ですね。今まで、マザコンのドラマ、映画は数多くありましたが、少子化のためか、息子ではなく娘を愛しすぎる母が多くなったのでしょうか。

という私も娘が一人、夫の単身赴任が長い、つまり夫不在の三人家族です。このドラマを反面教師にしたいです。

『お母さん、娘をやめていいですか？』、斉藤由貴は演技派？

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このドラマ何といっても、斉藤由貴の怖い演技が光っています。超絶かわいいアイドルだった彼女は、いつからこんな演技派になったのでしょう。

では、斉藤由貴の演技をざっくり振り返ってみましょう！
まずは、1985年『スケバン刑事』、麻宮サキです。かわいい！！20歳のときでしょうか。その前に「卒業」で歌手デビューしています。当時の映像はときどきＴＶで再放送されています。大きな瞳は今と変わりがありません。

翌年、ＮＨＫ連続ＴＶドラマ『はね駒』で主役をします。これで老若男女、全国津々浦々、名前が知られました。はね駒（こんま）とはおてんば娘のこと。純粋で不器用でがんばる女の子が道を開いていくという王道の朝ドラでした。夫役はなんと渡辺謙！

それから結婚、出産、子育てなどいろいろあって、40歳のとき『吾輩は主婦である』に主演しました。これは宮藤官九郎脚本の昼ドラ。普通の主婦に夏目漱石が乗り移るというコメディです。ずっと清純でシリアスなイメージだったので、え、斉藤由貴、こんなことやるの、とびっくりしました。毎日のドラマだし、挑戦だったのではないでしょうか。

去年はＮＨＫ大河ドラマ『真田丸』で阿茶局を演じ、腹黒でかわいくてちょっとお茶目な感じがはまっていました。演技、うまかった！
今は夏帆と出ているauのＣＭのお母さん役がかわいいですね。

ピュアで超かわいいアイドルでしたが、今は幅広い役を演じることができる演技派女優に成長していました。

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『お母さん、娘をやめていいですか？』まとめ

どんどん暗くなっていくので、松島（柳楽優弥）の顔でも見ていましょうか。たぶん、いい人なんですよね。でも、彼が何かを積極的に解決してくれるというものでもなさそう。浩司（寺脇康文）では物足りない―なんて失礼な、浩司、がんばれ！　あんな手段じゃ、会社では成功しないよ。

次回は、「お母さん、死ね」とか、カゲキなセリフが出てきます。タイトルも「出口なし」。え、全8回のドラマなのに7回で「出口なし」！　最後、みんな幸せに着地してね、と願わずにはいられません。

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