スーパーサラリーマン左江内 ネタバレ 最終回 ドラマ 感想!

ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」最終回 閲覧注意の完全ネタバレ!感想
左江内がとうとう“スーパーマン”引退?!最後の最後でまさかの円子大ピンチ!

毎週、土曜の夜9時。
もはやNGなし(?)の演出で楽しませてくれたドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」
ついに、とうとう、いよいよ最終回を迎えてしまいました!
ネタバレ紹介も今回で最終回です。

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Contents

これまでのまとめ

一見「クダラナイ」と思えるシーンや演出でクセの強いドラマではありましたが、意外と
セリフの随所に深さもあるような不思議な魅力溢れる「スーパーサラリーマン左江内氏」
意外と深いようで、実は深くない?とにかく笑えて、何となく脱力してしまう、リラックス
して家族で楽しめるストーリー。

公式Twitterでも、キャストの皆さんの仲良しぶり、楽しそうな撮影の様子が公開されて
いて、そんな和気あいあいとした雰囲気がドラマにも良い影響を与えていたようですね。

左江内(堤真一)、円子(小泉今日子)、はね子(島崎遥香)にもや夫(横山歩)の左江内
ファミリーの息も回を追う毎にピッタリ。
左江内の実家に帰省するシーンでは安心したのか本気で寝入ってしまった島崎遥香の寝顔を
激写し、ピースサインで一緒に写る堤真一も満足げな表情。
本当の家族みたいな仲良しぶりにホッコリさせられました。

いつまでも左江内家を観ていたいですが、今回で最終回。
「まだ観てない!」「結末は全部知りたくない」という方は、閲覧注意です。
ネタバレ&感想たっぷりで、最終回を完全網羅していますので「知りたい!」という方は
是非、一緒に振り返りましょう!
ほんとに、ほんとに、最終回ですよ~!

“スーパーマン”が人助けできない?!左江内の心を折る悲劇が・・・


引用:https://twitter.com/saenai_ntv

いつもの営業三課。
困った様子で、ハゲ頭を抱える簑島課長(高橋克実)
明日の土曜日、取引先との接待ゴルフの予定で仕事とは言え、実は楽しみにしていた簑島
ですが、娘がインフルエンザで行けないと言う。

代わりに左江内行ってくれと言う簑島。
「嫌ですよ~」ゴルフはやったことさえないし、球技が苦手な左江内。
接待ゴルフは課長の大事な仕事なのだから、娘の病気より仕事を優先させるべきだと渋る。

「ゴルフだけど、仕事だぞ!」とは言ったけれど、どうしても妻を押し切ってゴルフに行く
なんてできないと言う簑島。
「左江内くんだって、そんなこと奥さんに言えるか?」
「言えません」と即答の左江内。

結局、課長の代わりを引き受けることになってしまいます。
とにかく、取引先をヨイショすることが大事だと「ナーイスショット!」の言い方を練習。
他にも「あ~わやホールインワン!あわやのりこ(淡谷のり子)」など何となく古めのギャグ
ヨイショを伝授する簑島。

「ちょうどいいところに帰ってきた!」
左江内が帰宅すると、もや夫が欲しいゲームソフトの発売が明日で、しかも並ばないと
買えないくらいの人気なので、並んで買ってこいと命令する円子。
明日は接待ゴルフなので行けないと言うと、いつもの愚痴りが始まってしまう。

ゴルフなんて遊びだし、毎日会社でも遊んでいるようなものなのに、土日まで遊ぶつもり
なのか、と文句タラタラ。
もや夫は「ゲームなんかいらない。そして仲間はずれにされて、いじめられればいいんだ」
なんて言うので、「もや夫、かわいそ~」と円子が大袈裟に可哀想がる。

「自分の身を挺してまで、パパのクソ仕事のために我慢するのね」とまで言う円子。
でも、左江内もうちはお金を使いすぎているから、我慢するのも良いと返す左江内。

円子も怯むことなく、お金を使わなければ経済が回らない、自分がお金を使う事によって
日本の経済を助けている、そしてトランプに打ち勝つために孤軍奮闘しているのだと大袈裟
な言い様。

そしてもや夫が欲しいゲームソフトを買うことで、トランプを震え上がらせることができる
とまで話は膨れ上がり、結局ゴルフの前に電器屋に並ぶハメになった左江内。
電器屋が開店するのは8時、ゴルフ開始は9時。
移動時間も含め、なんとかなるだろうと考えたのです。

冷静なはね子が寝室に入ってきて、人気のゲームなのだから今のうちに並ばないと買えない
と思うと進言。
・・・と言うことは、「出発なう」と円子。
ゴルフの用意をして、電器屋に行くと、そこには既に行列が。

翌朝、時間通りに電器屋開店。
行列の人数をカウントしている店員(鎌倉太郎)に、あとどれくらいで買えるか聞く左江内。
行列はなかなか進まず、とうとうゴルフ開始時間まであと15分。
結局、変身してゲームを買わずにゴルフ場へ移動。

「ナーイスショット!」簑島に言われた通り、とにかく取引先相手のプレーを褒める左江内。
肝心のプレーはと言うと、全く球に当たらず空振りばかり。
「下手だとは聞いていたけど、あそこまで・・・」と取引先の人も呆れ顔。

そんな空気に耐えかねて変身してプレーをするが、パワーが強すぎて打った球が木に当たり
派手に倒れてしまう。
「裏目に出てしまった・・・」変身してもプレーがうまくいかないので、今度は忘却光線を
乱用し、バンカーに入ってしまった球をそのままホールインワンにしたり、OBになる球を
フェアウェイに持って行ったりと、取引先の相手を気持ちよくプレーさせることに専念。

なんとかゴルフを終えたものの、ゲームソフトを買うことができなかった左江内。
“スーパーマン”に変身して、たくさんの電器屋を飛び廻ったけれどゲームソフトは全然ない。

そんな中、SOSをキャッチ。
でも、とにかくゲームをGETしなければと一瞬逡巡してしまいます。

結局、SOSを無視することはできず発信元へ向かうと、そこにはベランダから今にも
落ちそうになっている小さな男の子の姿が。
母親は、男の子の手を片手でかろうじて掴んでいて、もう限界。

とうとう母親の手を離れて、落ちてしまう男の子。
左江内は必死で空中の男の子をキャッチしようとしますが、無情にも目の前で落下。
茂みに落ちてしまった男の子。

左江内は、すぐに男の子を抱えて病院に連れて行くと母親に言い残し、飛び去ります。

集中治療室の前で不安そうに座る母親。
変身を解除した左江内は、男の子の容態が気になって母親の元へ来てしまいます。
忘却光線で“スーパーマン”のことを覚えていない母親に「落ちていくところを見ていた」と
言う左江内。

「それで心配して、ご親切に来てくれたんですね」と礼を言う母親。
男の子の容態はまだわからないという。
母親は「私が目を離した隙に、木箱に乗ってしまって・・・」と涙ぐむ。

あともう少し早く着いていれば、男の子を助けることができたはずなのに・・・。
自分の目の前で落下してしまった男の子は重体。
“スーパーマン”が人助けをできなかったという悲劇が起きてしまったのです。

今度こそ“スーパーマン”辞めます!責任を逃れた左江内を襲う更なる悲劇

引用:http://www.ntv.co.jp/saenai/story/index.html

肩を落として帰った左江内。
ゲームソフトを買えなかったと言うと、「明日からいじめられる」「あ~悲劇だ!」といつも
のように騒ぎ立て、責める円子ともや夫。

でも、いつもとは違いました。
はね子は、左江内の様子がおかしいことに気づき「ちょっと、ママ」と文句を言うのを
止めさせようとしますが、時既に遅し。
「そんなの悲劇でも何でもない!バカヤロウ!」と怒鳴って家を出る左江内。

本気で怒った左江内を初めて見た3人は驚いて、言葉を失う。
円子も目を丸くし、いつもの毒舌も力ない小さな声で呟く程度。

家を出てしまった左江内に、謎の老人(笹野高史)が声を掛ける。
「やっぱり無理だ!」
自分は正義の味方なんかじゃない、今度ばかりは本当に返却させてくれと言う左江内。
あと1秒早ければ、あの男の子を助けることができたのに。
接待ゴルフやもや夫のゲームを探すためにスーパーパワーを使って、SOSの発信元に行くの
を迷ったせいで、助けられなかった。

こんな罪悪感に日々苛まされるのは、もう嫌だ。
ひとりで何の責任も負うことなく、生きていきたいと訴える。

すると、老人は「わかった。君の責任の全てを引き取ろう」と辞めることを承諾。
“スーパーマン”の代わりは他の人を探すと言う。
だけど、もう戻りたいと思っても戻れない、それが鉄の掟だと念を押す。

「戻りたいなんて思わない」とキッパリ言う左江内。
「永遠にさようなら」と言うと、老人はパッと消えてしまう。
左江内はこれで、自分には何の責任もないとスッキリした表情。

ふと気づくと、路上でダンボールを布団代わりに寝てしまっていた左江内。
きっと酔ってそのまま寝てしまったのだと思い、側に置いてあったいつものバッグ一式など
身の回り品を持って会社へ。

営業三課に出勤するが、様子が違う。
簑島、池杉(賀来賢人)、蓮田(早見あかり)、下山(富山えり子)といつものメンバー。
それに見知らぬ男が、左江内のデスクに。

「何かご用件でも?」と蓮田が左江内に声を掛ける。
簑島、池杉、下山からも全く知らない人のように対応されて、すっかり困惑する左江内。
「何言ってるんですか~?係長の左江内ですよ!」と言っても、「うちの係長はずっとこの
米倉ですよ」と見知らぬ男を指す簑島。

池杉が「この人、酒臭い!」と言い、左江内は酔って迷ってしまった困った人だという扱い
をされ、追い返されてしまいます。

こっそり米倉(佐藤二朗)の様子を窺う左江内。
いつものベンチで自分の作った茶色いおかずばかりが入ったお弁当を食べている米倉。
池杉、蓮田、下山からからかわれながら談笑する様子は左江内そのもの。

左江内は、完全に米倉に取って代わられてしまったのです。

ゲームの件で、ついカッとなってしまい柄にもなく家を飛び出してしまったため、気まずさ
を抱えつつ、家に帰る左江内。

「ただいま~」
でも、返ってきたのは「キャーッ!」という悲鳴。
「誰?!」「怖い!」「ホームレスの人?」と円子、はね子、もや夫も左江内を不審者扱い。
「パパ~!」と呼ばれ、出てきたのは米倉。

家庭でも居場所が無くなってしまった左江内。

呆然とした左江内はかろうじて「ゆっくり考える」と言い訳。
「ゆっくり考えるもなにも、あなたは酔っ払ってるんですよ」と米倉から諭され、家を出る。

見ると、表札も“米倉”に変っている。
外から様子を覗くと、バスタブを洗っていないと円子から怒られ、土下座をする米倉の姿が。
まさに、いつもの左江内と全く同じ。

寝室では、円子がお隣の木手(福島マリ子)から温泉に誘われたものの、バスで行くことに
不満を並べている。
バスなんて、狭いし、遅いし、庶民の乗り物だと言う円子。
しかも「バスなんかで旅行させて、不甲斐ない~。フガフガって言え」と米倉に命令。
大人しく円子の命令に従うところも、いつもの左江内と完全丸かぶり。

「そこで何してる?!」と警官に家を覗いているところを見咎められ、急いでその場を
離れた左江内。

「きっとあのジジイのせいだ」とこんなことになったのは謎の老人のせいだと考えます。
老人を探そうとしていると、路上でひとりを殴ったり蹴ったりしている集団を見つける。
「やめなさい!」といつもの様に、揉め事の仲裁に入ろうとしますが、左江内はもう
“スーパーマン”ではありません。
敵うわけもなく、ボコボコにされてしまった左江内。

そこへUFOのようなものに乗り、ヘルメットに胸にはCマークという怪しげなヒーロー
スタイルの大きな男が現れる。
スーパーパワーを使って、あっという間に騒動を解決してしまいました。

「どうも。先代スーパーマン」と左江内に声を掛けるヘルメットのスーパーマン。
ヘルメットが窮屈なので、脱いでしまうという反則技のそのヒーローは米倉でした。
「君が後を継いでくれたんだね」と米倉を見ても、驚くような素振りもない左江内。

そこへ謎の老人もやってきて、米倉は“スーパーマン”達をまとめあげるリーダーである
“キャプテンマン”なのだと説明する。
粗雑なUFOは「パーマン」に出てくる“バードマン”、マスクにキャプテンと言えば
マーベルコミックの“キャプテン・アメリカ”に寄せていると言えなくもない・・・。
どう見ても格好良くないし、思いっきりフザケたヒーロー“キャプテンマン”

そんなキャプテン米倉は、左江内をずっと監視していたのだと話します。
様々なアルバイトに扮し、行く先々で左江内を見ていたと言うキャプテン。
「会ったこともない!」と言う左江内ですが、キャプテンは左江内と会う度に忘却光線を
使っていたので、自分の存在を記憶から消していたのだと説明。

ここ何ヶ月は、左江内が“スーパーマン”としてやっていけるかどうかのテストをしていたと
いうのです。
「いい線いってたんだけどね~」とは言うものの、いつまでたっても辞めたい、無理だと
言っている左江内に成長は見られなかったと不満げなキャプテン。
謎の老人も「またゼロから人探しだよ!」と嫌味。

“スーパーマン”を辞めたいとは言ったけれど、どうして会社や家庭まで米倉に取って
代わられなければいけないのかと左江内も抗議。
でも、「全ての責任を放棄したいって言ったじゃん?気楽な生活はどぉ?」と新しい人生を
歩めと言って、キャプテンはUFOに乗って飛び去ってしまいました。

「血も涙もないからね、キャプテンマンは」とせいぜい気楽に楽しむように言い残し、謎の
老人も去る。

帰る家もなく、仕事もない。
左江内は、自分が助けられなかった男の子が運ばれた病院へ足が向いていました。
すると、男の子の母親が左江内を見つけ、息子が助かったことを知らせてくれます。

意識が戻って回復した男の子、ヒデオの病室に来た左江内。
落ちるところを見ていて、心配して来てくれたのだと左江内を紹介する母親。

でも、ヒデオは「ちがうよ」
左江内は“スーパーマン”で、ぼくを病院まで運んで助けてくれたのだと言う。
おかしなことを言っていると諭す母親に、「間違いないよ。手が同じ、そしてこのニオイ」
子供の素直な感覚って素晴らしい、と思ったところで「この独特の加齢臭。間違いない」と
悲しい現実を突きつけられたオジサン左江内。
とにかく助けてくれた“スーパーマン”と同じ独特の加齢臭を嗅ぎつけ、左江内が助けて
くれた“スーパーマン”なのだと断言する5歳の男の子。

「すみません。まだ意識が混濁しているようで」と気まずそうな母親。
「大丈夫です。息子さんの意識はしっかり戻っています」と確信をする左江内でした。

男の子が助かったことで、罪悪感から解放された左江内。
全ての責任からも解放され、こんな生活も良いかもしれないと思ってしまう。

ですが、ふと小さな電器屋の前にもや夫が欲しがっていたゲームソフトが1個だけあると
いう貼り紙が目に入る。
全ての責任から解放されたはずなのに、やっぱり左江内はもや夫のためにゲームソフトを
買おうとします。

店には、店員に扮した米倉が。
でも、忘却光線パワーでまた米倉の記憶がない左江内は「ゲームください!」と喜ぶ。
45型のテレビやカセットテープをつけて、高い金額でゲームを売りつけようとする米倉。
「そんなのつけなくていいよ!」とおフザケを終わらせる左江内。
結局、ひとつしかなかったはずのゲームソフトをなぜか2つ手に入れることに。

無駄なやり取りをしていると、テレビから観光バス立てこもりのニュースが流れてきました。
「観光バス」そう言えば、円子がお隣の木手に誘われてバスで温泉に行くと話していたこと
を思い出す左江内。

とにかくピンチの円子を救わなければ!
慌てて胡散臭い電器屋を飛び出すと、ひとりの老人にぶつかる。
「またお前か」スーパースーツを手に「スーパーマンになりませんか~?」と歩いていた
あの謎の老人だったのです。
「なる!俺は“スーパーマン”になる!」

「私のダンナに手を出すな!」左江内は円子のピンチ?を救えるのか?!


引用先:http://www.ntv.co.jp/saenai/story/index.html

バスジャック犯(菅田将暉)が大声で「静かにしろ!」と車内で叫んでいる。
「私達、さっきから静かにしてんじゃん。あんたがウルサイ」と犯人に怯むことなく
文句を言う円子。
そんな円子に思わず「すいません」と謝ってしまうバスジャック犯。
ふと気づき「犯人に謝らせてんじゃねー!」とまた大声を出し、脅し始めます。

バスが停まっている駐車場では、機動隊と一緒の刑事小池(ムロツヨシ)と警官刈野
(中村倫也)の姿もあるが、なす術なし。
「みんな~指くわえて~」と小池。文字通り、全員で指をくわえてただ状況を見守る。


引用先:http://www.ntv.co.jp/saenai/story/index.html

そこへ“スーパーマン”左江内登場。
「助けにきたよ」と笑顔で言う左江内に「パパ、何?その格好」と言いつつ、助けにきて
くれたことにマンザラでもない感じの円子。

変な格好のオジサンに邪魔されて、逆上したバスジャック犯は左江内に発砲。
でも、全て跳ね返されたため、慌てて追いつめられた犯人は円子を人質に取る。

「テメェの嫁殺すぞ!」
円子、絶体絶命のピンチ!

すると「殺してくれ」と言う左江内。
その嫁は、料理もしない、掃除もしない、たまに洗濯はするけれど、それは自分や子供の服
が縮むのが嫌だからだ、そんな嫁は殺してくれ、と。

「こんなこと言う?」
ピンチにも関わらず、左江内の言葉にキレる円子。
「いいよ、いいよ。殺しちゃって。キレイな顔はそのままで、その首のとこ」と言いながら
困惑している犯人に近づき、怯んだ隙に拳銃をサッと取り上げグニャリ。

本音炸裂か、はたまた作戦か?
その辺は定かではありませんが、とにかく拳銃を取り上げることに成功。

ですが、犯人が持っていた武器は拳銃だけではなく、ナイフを出し、左江内に襲いかかって
きたのです。

すると円子が座席に両手をかけ、渾身の跳び蹴りを犯人に炸裂させ、左江内を守りました。
「私のダンナに手を出すな!」と左江内を殴っていいのは、自分だけだと決め台詞。
ちょっとイケメンだから大目にみてあげていたのに、と倒れた犯人を見下ろす円子。

「イケメンですいません。菅田将暉に似てるって言われます」と犯人。
それを聞いて、円子は「ぜぇ~んぜん似てねーし!それに私、山崎賢人の方が好きだし!」
と更に犯人の心を折る言葉を浴びせ、泣き崩れる犯人。

「あ、それは言っちゃダメ」と優しさを見せる左江内。
それにしても純朴そうな青年が、何でこんなことをしでかしてしまったのかと尋ねます。

すると、田舎から出てきた青年は欲しかったゲームソフトが大人気で手に入らなくて
ムシャクシャしていたところ、変な仮面の人から拳銃を渡されて、ふと気がついたら
バスジャックをしていたというのです。

決して、自分の意志ではないのに・・・と頼りなさげな様子の青年。

「それって、これのこと?2つあるから、あげるよ」と怪しげな電器屋で2つゲットした
ゲームソフトを青年にあげて、とにかく早く逃げるように言う左江内。

喜んだ青年は、左江内の目の前でパッと消えてしまったのです。

左江内は忘却光線を強めに出して、事件そのものの記憶を消してしまいます。
これは、あの“キャプテンマン”が仕組んだことに違いないと思った左江内は、バスから降り
「出てこい!」と米倉を探しますが、姿はなし。

車内では、ひとり立ち上がっている円子が何してたんだっけ・・・と不思議に思う。
「出発しまーす」と言った運転手は、なんと米倉。
全ては思惑通り?ということかも知れません。

バスジャック事件で、駆けつけていたはずの小池、刈野も一体自分達がなぜこんなところに
来ているのかがわからず混乱。
「イ~ア~ン!慰安旅行です!」とまた無理矢理“状況こじつけ理由”を捻り出します。
これまで数々の事件を解決し、あれよあれよという間に昇進した小池。
これも全て皆さんのおかげだと「特に刈野!ありがとう!」と感謝の気持ちを表すために
今から千葉の秘湯へ慰安旅行に行くと言う。
機動隊のみんなも刈野も戸惑いながらも、慰安旅行に行けることを喜び、一件落着。

温泉旅行から戻った円子。
左江内も“スーパーマン”に戻り、また元の生活を取り戻しました。

バスの中で、円子は変な夢を見たと話します。
バスジャック犯から守るため、助けに来てくれたのはいいけれど、犯人に自分を殺して
いいと言った、と夢の中の左江内に文句を言う円子。

「ひどーい!」「サイアク!」とはね子ともや夫も左江内を責める、いつもの左江内家。

話していたら、なんかムカついてきたから「殴らせて」と言い、左江内を殴り始める円子。
背中を殴られながら「痛い!痛い!」と言いつつも、嬉しそうな左江内。

会社でも、“冴えない係長”という座に戻った左江内。
簑島はまた二課から無理なプレゼンを回されたと、頭を抱えています。
池杉、蓮田、下山はいつも通り、そんな仕事をやる必要はない、二課に突き返してやると
一致団結モード。

ですが、「これも大事な仕事。やり遂げる責任があります!」と左江内。
責任を取ることが何より嫌だと、あれだけ言っていた左江内が、頼もしいひと言。

そんな左江内の前に、再び“キャプテンマン”が現れる。
「逞しくなったね」とこれからも“スーパーマン”として頑張って欲しいと励ます。
「頑張りますよ」と使命を受け入れた左江内。

「でも前から言おうと思ってたんだけど、顔がデカ過ぎてヘルメット似合ってないよ」と
最後も顔デカいじりは忘れない。
とにかく、自分は“選ばれし男”なのだからと胸を張る左江内。

左江内が“スーパーマン”に選ばれた理由は3つ。
最大公約数的常識家
力を持っても大した悪事ができない小心者
パッとしない目立たなさ

しかも名前が「左江内(冴えない)」それこそ、君が選ばれた理由だと言う“キャプテンマン”
「頼んだぞ!スーパーマン!」と雑なUFOに乗って去って行きました。

「そんな理由で選ばれたの?」とガッカリするも「やれる範囲で」これからも“スーパーマン”
を続けていくことを決めたのでした。

まとめ

ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」最終回。
終わってしまって、やっぱりさみしいですね。
最終回ということで、「勇者ヨシヒコシリーズ」繋がりの山田孝之、木南晴夏の出演も?と
期待はされていましたが、実現せず。

でも、鎌倉太郎が電器屋の店員で出演していましたので、思わずニンマリしてしまいました。
言葉は悪いかも知れませんが、このくらいがちょうど良い、という感じがします。
あんまり「勇者ヨシヒコシリーズ」色が濃くなってしまうと、逆につまらなくなってしまう
ので鎌倉太郎出演がベストだと思います。

しかも菅田将暉がゲスト出演して、豪華な最終話。
「山崎賢人の方が好き」なんて言われ、身を削った役どころも笑えましたね。

今まで、フザけにフザけてきた米倉も主役級の活躍。
責任を放棄した左江内に取って代わり、土下座も披露して左江内感もバッチリ。
そんな米倉の正体は“キャプテンマン”
毎回、毎回強烈なあのキャラクター米倉と対峙するも、「またお前か!?」とイジらない
左江内を不思議に思ったものですが、やはり忘却光線が使われていましたね。

しかも“スーパーマン”をまとめあげるリーダーがあれでは・・・何とも不安(笑)

最終回に相応しく、愛する妻、円子のピンチを救った左江内ですが、救われたのは
左江内の方だったようです。
“冴えない万年係長”の左江内ですが、これからは少し責任を負うことも覚悟し、何となく
ビミョーにかっこ悪いヒーローを続けてくれるでしょう。

家族で楽しめるエンターテインメントドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」
最後までクスリと笑えて、ホッコリする素敵なドラマでした。

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