太陽の末裔で使われていたタンギョルとはどんな意味?使い方?

韓国で空前の大ヒットを飛ばしたドラマ「太陽の末裔」は最高視聴率44.2%を叩き出し、後に主演の二人がご結婚されたことでも話題になりました。ソン・ジュンギが除隊後初のドラマとあって注目も浴び、一話に一名言あったのではないかと思うほど多くの流行語を生み出しました。

ドラマの話が軍隊ということもあり軍用語を使っての会話やSNS投稿が多くなり、語尾に「-マリムニダ(-ということです)」や「クロッスムニダ(そうです)」などの硬い表現を使ったり、ドラマ内でよく使われていた「タンギョル(団結)」という挨拶で締めくくるのが流行りました。

今回はその「タンギョル」についてご紹介していきたいと思います。

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軍内で使われる挨拶「タンギョル」

軍で使われている号令、私がドラマ内でよく耳にしていたのは「チュンソン(忠誠)」でしたが、太陽の末裔では「タンギョル(団結)」が使われていました。
これは軍の中でも所属している部隊によって号令が違うからなんです。
一般的な号令は「チュンソン(忠誠)」なのでドラマ内でもよく聞くことがあると思います。海軍空軍は「ピルスン(必勝)」、太陽の末裔でソン・ジュンギ演じるシジンが所属していた陸軍特殊戦司令部では「タンギョル(団結)」です。
陸軍はさらに枝分かれした部隊で号令を決めているため所属する隊によってさまざまな号令になります。
韓国の軍文化に触れる機会が少ないので、こういう情報を知るのが難しいですが、知っておくと今後ドラマなどで号令が出てきたときに所属部隊がわかって面白いですよね。

「タンギョル」という号令とともに使われる敬礼


号令する際によく一緒にするのが敬礼です。
右腕を折り曲げ右手を額に持ってくる…パッと頭に浮かぶあの敬礼ですね。これ「右手」というのが大事で、通常銃を扱う右手を上にあげることで相手へ敵意がないことを示しているのです。なので左利きの人ももちろん右手なんですよ。他にも手のひらを相手に見せないなど、実は細かいやり方があるので素人が下手に手を出していい敬礼ではないようです。

普段、軍の人から敬礼を受けることはないと思いますが、もし今後受けることがあれば女性は左胸の心臓の上にそっと手を置く姿勢で大丈夫です。もちろん帽子をかぶっていたら取りましょうね。
太陽の末裔の中でソン・ヘギョ演じるモヨンもこうやって司令官からの敬礼を受けていますよ。

タンギョルなどの号令が使われるタイミング

号令は部隊の一体感や士気をあげるため、先述したように部隊内で統一したものが使われています。平たく言ってしまえば軍内での挨拶です。上官と会えば相手が気づいていなくても用がなくても決められた号令で挨拶をします。上下関係が厳しい軍隊内なら当然のことです。そしてされたら答礼で答えるのが上官のお約束です。話しかける一言目や、去り際の一言にも用いられています。

とにかく使われる一言なので、太陽の末裔のドラマ内でも一番使われた単語なんじゃないかと思うぐらい登場しましたね。

まとめ

太陽の末裔は日本にはない文化である「軍隊」が話のテーマにもなっているドラマなので、韓国ならではのお話で見ていて勉強になりました。もちろんすべてが軍の事実だとは思っていませんが、それでも少し想いをはせることはできますよね。そしてもちろん私がこのドラマを見た目的も軍のことが知りたいからでは一切なく、ただただパーフェクト男シジンと名高かったソン・ジュンギさんが見たかっただけです。

そんなソン・ジュンギ演じるシジンから発せられる短い一言「タンギョル(団結)」。このドラマを見るまで軍内での挨拶は「チュンソン(忠誠)」だけだと思っていたので、シジンからはときめきだけじゃない色んなことを教わりました。

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