トッケビのキム・シン ウンタクの魅力とは?おすすめシーンを紹介

今回は、キム・シンとウンタクについてご紹介したいと思います。900年以上も生きて生きて、さらにトッケビになる前の記憶も全て覚えたまま生きているキム・シンと子供の頃から幽霊が見えさらに「トッケビの花嫁」と言われて生きてきたウンタク。2人が出会った事で、お互いの希望となり大切な存在と変わっていきます。運命に翻弄されながら愛を貫いていく2人の世界観をみてみようと思います。

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ウンタクがなぜ「トッケビの花嫁」と言えるのか?

ウンタクのお母さんは、子供を授ける神様三神ハルメによってウンタクを授かります。そんな時に、お母さんが事故に遭い、助けたのがトッケビであるキム・シン。本当は、生まれてくるはずではなかったウンタクは、人には見えない幽霊が見えるようになります。
そのうち幽霊たちから、「トッケビの花嫁」と言われるようになります。本人もずっとそのように思って生きています。

「トッケビの花嫁」とは、神の力によって不滅に命を生きる“トッケビ”なったキム・シンの不滅の命を終わらせる事が出来る唯一の存在です。キム・シンの胸に刺さった剣を抜けるただ1人の女性、それがウンタクです。トッケビである事を見抜き、自分が「トッケビの花嫁」だと主張しますが、キム・シンは半信半疑です。

トッケビは、ドアを開けると別の場所へ移動が出来ます。死神でも一緒に来ることが出来なかったのに、ウンタクはキム・シンの後をつけてカナダへ着いてきたり、胸に刺さった剣の事が見えるといいます。ウンタクと接していくうちに信じるようになるキム・シン。
それから2人の切ない恋が始まります。

キム・シン ウンタクの印象的なシーン

まず印象的なシーンは、ウンタクとトッケビが初めて出会ったシーンではないでしょうか。
学校帰り雨の中傘もささずに歩くウンタクの前に、傘をさしたトッケビことキム・シンが通りかかります。今まで幽霊とも目を合わさないようにしてきたウンタクですが、なぜかキム・シンとは目が合ってしまいます。その瞬間をスローモーションのようにして映しだしていて、すごく印象的でした。予告編でも使われています。

次に、ウンタクが初めてトッケビを呼び出す場面です。ウンタクが誕生日に海辺で1人でケーキに願い事をしています。韓国では、誕生日に願い事をしてロウソクの火を消します。
ウンタクも1人で願い事してロウソクの火を消すと、そこにキム・シンが現れます。この記事のタイトル画像にも使っています。急に現れたキム・シンに驚くも蕎麦の花束をもらいそれを大切にしていきます。

第1話から印象的なシーンが多く、上記で書いた以外にも海辺でそっとウンタクに傘をさしてあげたり、カナダでウンタクが「トッケビの花嫁になる 愛してる」とハニカミながら言ってみたり、カナダでウンタクを見つめながら初恋だと認識する所など2人の印象的なシーンはドラマの随所に散りばめられていると思います。

キム・シン ウンタクの切なくも温かい愛のカタチ


お互いを大切な存在と認めながらも、惹かれ合えば惹かれ合うほど運命とは残酷なものだと思います。トッケビに刺さった剣を抜かなければ、ウンタクに何度も死の危険が訪れます。しかしウンタクが剣をぬけばトッケビが消えてしまいます。今までキム・シンもウンタクも1人で孤独に生きてきました。キム・シンにとっては、不滅の命を終わらせたいとずっと願ってきただけに、ウンタクの存在は道具でもありますが、そのウンタクの屈託のない笑顔に出会い真っ直ぐに気持ちを伝えてくる姿に戸惑いつつも惹かれていきます。キム・シンにとってウンタクは、初恋でした。

一方ウンタクも、母を亡くして意地の悪い叔母と子供達に厄介者にされてきただけに、自分を必要としてくれるキム・シンの存在は希望でした。そんなウンタクに死神から剣を抜くとどうなるかを知らされ、キム・シンから離れようとします。何か理由を見つけては逢いにいくキム・シン。これから2人の切ない愛が始まります。後半は、そんな2人のお互いを大切に想い合う姿が描かれていきます。

前半は、キム・シンが少しずつウンタクに惹かれていく様子が、後半はお互いの運命を受け入れつつも何とか違う運命に変えようともがいたりと悲しい運命の中にも幸せな雰囲気が2人に出ていて、見ている側として切ないだけでなく純粋さが全面に出ているためどこか温かくホッとする感じがありました。
全話見終わった後も、また見たいもう一度2人に会いたい思うのは、キム・シンとウンタクの切なくも温かい愛に触れ合えたからではないでしょうか。

まとめ

2人の世界観はどうでしたか?伝わったでしょうか?トッケビの素晴らしい所は、キム・シンやウンタクだけではなく、この2人をより綺麗に美しく見せる映画のような風景とかドラマの中で流れる音楽も関係していると思います。絶妙なタイミングで流れてくる音楽、その音楽を聞くだけで、2人のシーンが浮かんでくる感じがします。

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