下剋上受験 ネタバレ 8話 ドラマ 感想!桜井家を次々と災難が襲う?!信一の病状は?自分のせいだと悩む佳織の切ない心

前回の第7話では、もらい泣きシーン満載だったドラマ「下剋上受験」
イライラしっぱなしの信一(阿部サダヲ)に、佳織(山田美紅羽)も小さな胸を痛めて
いたのです。
なかなか勉強の成果が出ない自分に悩み、それでも大好きなお父さんのことを思って
書いた佳織の絵馬を見て、涙が止まらない!
少ないお小遣いで、あんなにたくさんの絵馬にお願い事をしていたなんて・・・
本当になんて良い子なの!という感想を持った視聴者も多かったはずです。

今回もそんな健気な佳織の姿を応援したくなるドラマ「下剋上受験」第8話を完全
ネタバレ(&感想)でしっかり総復習します。

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前回までのまとめ

前回の最後では、とうとう信一が倒れてしまい救急車で運ばれる事態に。
香夏子(深田恭子)は契約が取れず、給料も思ったようにもらえず悩みます。
一夫(小林薫)はなんとか力になろうと、家を売ることを決意。

思うように勉強の成果が出ない佳織は、再度全国模試に挑戦。
模試の結果も気になる第8話を“エビングハウス”に怒られないように、しっかり復習
(ネタバレ)してきましょう!

下剋上受験 ネタバレ 7話 ドラマ 感想!またもや待ち受ける試練?桜井家の運命は?!

「俺なんか死んだっていいんだ」入院中も猛勉強!でも、家が・・・ない?!
ドラマ「下剋上受験」第8話 ネタバレ 感想


引用:http://www.tbs.co.jp/gekokujo_juken/story/

救急車で搬送された信一ですが、「もう痛くない!」とすぐに退院しようとします。
そこへ慌てて駆けつけた香夏子。
「受験まで時間がない!」と、無理矢理退院しようとする信一でしたが、先生から検査入院
が必要だと言われてしまいます。

佳織も香夏子と一緒に病院へ来たのですが、なかなか病室へ入って来られない様子。
「佳織も来てくれたのか!どうした?こっちに来い!」
信一に呼ばれ、遠慮がちに病室に入ってくる佳織。
「模試の結果、どうだった?上がってたか?」と言われ、恐る恐る結果を渡しますが・・・

模試結果は偏差値40で最悪。
なんと受験勉強を始める前の成績よりも下がってしまったのです。
まさに絶望的な結果を受け、信一は愕然。佳織もショックで病室を飛び出してしまいます。

松尾(若旦那)、竹井(皆川猿時)、梅本(岡田浩暉)、杉山(川村陽介)は信一から頼まれ
て、大量の参考書や過去問集をリアカーに積んで、病院へやってきました。
リアカーごと病院に入り、職員に制されるもののお構いなし。

「無理しない方がいいって。先生にもそう言われたでしょ!」と香夏子。
香夏子と一緒に来た楢崎(風間俊介)も信一の様子を見て心配そうです。
「え?信ちゃん、そんなに悪いの?大したことないって聞いたから俺達も持ってきたのに」
と竹井。
信一は体調不良の原因を詳しく調べるため、暫く“検査入院”することになりました。

心配するみんなをよそに、信一は「佳織が幸せになれれば俺なんか、死んだっていいんだよ」
と受験まであと8ヶ月しかないからと病室でも勉強すると言い張ります。
「それは違うと思います」
「せっかく中学に合格しても、お父さんが居なかったら佳織ちゃんは幸せになれない」と
楢崎。

でも、信一は「親はどっちにしろ、先に死ぬんだ。だけど佳織の人生は続いていく」
佳織の偏差値が40に下がってしまったこと、半年以上勉強してきたのに全く成績が
上がらないこと、そして何より佳織がその結果にショックを受けていることを話します。
「今やめるわけにはいかないんだ。1日たりとも休むわけにはいかない!」と信一の気持ち
は揺るぎません。

佳織は学校でもボンヤリしていて、授業もロクに聞いていません。
アユミ(吉岡千波)とリナ(丁田凜美)から、算数の問題をスラスラ解けたことを褒められ
「絶対中学合格できるね」「がんばってね!」と応援されるも、居たたまれなくなり2人の
側から走り去ってしまいます。
佳織の様子を見て、小山先生(小芝風花)も心配そうです。

香夏子と佳織の2人で夕食をとる、さみしい桜井家。
佳織は元気がなく、食欲もありません。
ひとりで勉強する佳織。麻里亜(篠川桃音)から貰ったペンを見て、少し悲しそう。

学校の帰りに、信一の病室へ訪れた佳織。
信一は先日受けた全国模試の佳織の答案を見て、気付いたことがあると話します。
佳織は問題に対する考え方は間違っていないのだが、ミスが多いのだと言われ、佳織は
「わかった。これからは気をつける」と言います。

「その言葉、お父さんは何回も聞いた」と信一。
もしも病院の先生がミスして「これからは気をつけます」と言われても、佳織は許せるか?
とミスすることに対しての佳織の意識の低さをわからせようとする信一。


引用:http://www.tbs.co.jp/gekokujo_juken/story/

そこへ香夏子も来て、担当の医師から信一が胃カメラ検査を受けると説明をされます。
「カメラ?大丈夫なの?ミスしない?」と不安になり、香夏子に抱きつく佳織。

「急に怖くなっちゃったのかぁ」と病室を出て、佳織と2人で話す香夏子。
「もし、このまま成績が上がらなかったらどうしよう・・・」と不安でいっぱいの佳織。
でも香夏子は「その時はそれでいいじゃない」と明るく返します。

「佳織はお母さんを見てて、どう思う?」
「毎日笑顔で、楽しそう」と答える佳織。
もし中学に合格できなかったとしても、幸せになることはできると佳織を励ます香夏子。
一生懸命やったことは決して無駄にならないし、自分は信一と佳織がいてすごく幸せだ
と話す。
「大好きな人に出会うのってテストより難しいかも。そんなテストがあったら、お母さんは
1番だな!」と香夏子なりに佳織を元気づけ、支えようとしているのでした。

数日して退院できることになった信一。
信一は“胃潰瘍”と診断されましたが、薬を処方されて退院できることになったのです。
一夫もロビーまで迎えに来て、今から“ちゅうぼう”で退院祝いをすると話します。
勉強もあるし、とにかく帰ると言い、アパートにやっと辿り着いた桜井家。

でも、鍵が替えられてしまって家に入ることができませんでした。

行き場もないため、ひとまず“ちゅうぼう”に来た3人。
督促状が入っており、家賃滞納が続いていたことから大家の田畑(村松利史)が鍵を勝手に
替えてしまったというわけです。
“契約解除”と書かれている督促状を一夫が破き「要は金を払えばいいってことだろ」と
自分の家を売ることを話します。
信一達が驚いていると、そこへ楢崎が店に入ってきます。

「ちょうど良かった。どうだ?少しは高く売れそうか?」と一夫。
「それが・・・難しいみたいで」と言葉を濁す楢崎。
一夫は何か言いにくそうな楢崎を見て「少しくらい安くたって構わない」と言います。
しかし、「あの物件を売るのは無理です。“市街化調整区域”なんです」と楢崎。

“市街化調整区域”を理解したのは、信一だけでしたが、とにかく売ることはできないと
わかり、ひとまず一夫の家に帰ります。

持つべきものは友!桜井家の救世主は、やっぱり○○○○!


引用:http://www.tbs.co.jp/gekokujo_juken/story/

「情けねぇな、俺は。つくづく自分が情けない」と自分を責める一夫。

“市街化調整区域”は一般的には、住宅の建築が認められていませんが、都市部など一部では
認められており、規制があるため相場より安く土地が購入できる場合があります。
でも、既存の住宅を壊して新しく建て替えることは法律で禁じられているため売買には
適さない区域ということになり、一夫の場合も安く購入できたけれど、売るとなると難しい
ということのようです。

「親父のせいじゃないよ。親父の家がなかったら、今夜野宿するハメになっていたかも」と
感謝する信一。

翌朝、佳織と香夏子を送り出し、自分は家賃をどうにかする為に、信一は心当たりを
当たってみると話します。
その様子を、一夫も心配そうに見ていました。

中卒仲間達も、なんとか信一の力になろうと有り金を出し合いますが、大の大人が4人も
集まって1万円も集まりません。
松尾がとうとう開店時から貯めていた“ブタの貯金箱”を決死の思いで、叩き割ります。
でも、中に入っていたのは1円、5円のオンパレード。

佳織は、学校の授業中でも全く集中力がありません。
国語の朗読で、佳織ならきっとうまく読めると思うとアユミとリナから推薦されますが
「できません」と言って、教室を飛び出してしまいます。

模試の結果が出た日、「成績表見せてあげる」と麻里亜から言われた佳織。
偏差値は70に上がっていて、これで桜葉学園合格が見えてきたと嬉しそうに話す麻里亜。
麻里亜の母も桜葉の出身で、自分が合格すれば入学式に来てくれるかも知れない、また
戻ってきてくれてお母さんに会えると笑顔で話し、佳織にも成績表を見せてと言います。

でも、佳織は偏差値40に下がってしまって、大ショックを受けていて、こんな成績は
とても麻里亜に見せる事はできず「ごめんね」と言って、走り去ってしまいました。

そんな出来事を思い出しながら、佳織がひとり学校の門のところで座っていると、健太郎
(藤村真優)が佳織のランドセルを持って来てくれました。
「先生が持ってけって」と小山先生も、佳織の様子を見て今日はそのまま帰った方が良いと
判断してくれたのでしょう。
「この間の模試、俺も最悪だった!」と健太郎なりに佳織を励ましてくれました。

その頃、信一は大家に事情を説明して、なんとか理解を求めようとしても全く取り合って
もらえず、トクガワ開発まで来てしまいました。
ちょうど玄関に車で乗り付けた徳川直康(要潤)に声を掛け、社長室に通されます。


引用:http://www.tbs.co.jp/gekokujo_juken/gallery/

「何かあったんですか?」と真剣に話を聞こうとしてくれる徳川。
でも「家賃を貸してくれ」なんて、なかなか切り出すことができない信一は、麻里亜の
成績のことを尋ねます。

そこで、麻里亜の偏差値が70に上がったことを聞き「やっぱり遺伝だな」と先日、徳川が
「自分は麻里亜と血が繋がっていない」などと変なことを言っていた、あれは嘘だろ?と
信一が問いかけます。

「妻にそう言われたんです。あの子はアンタの子じゃないから、と」と徳川。
聞けば、徳川は仕事にかまけて家庭のことは顧みず、妻は育児ノイローゼになってしまった
のだと言います。

妻は麻里亜を連れて出て行こうとしたものの、徳川がそれを許さず、裁判を起こせば
自分が勝つとまで言った為、妻はひとりで家を出てしまったのだ、と。
でも、妻が出て行き、改めて麻里亜を育てることの大変さを知り、ダメな父親だと反省
している、信一は胃潰瘍になる位、娘のことを深く愛する良い父親で羨ましいと話す。

徳川の言葉を聞き、「そんなことない。俺なんかまともに住む家さえ与えられない」と信一。
「どういうことですか?」
信一は、家賃を滞納してしまって、大家から鍵を替えられて家に帰ることができないと
徳川に正直に話しました。

「それは違法ですね」
信一は、自分が違法だと言われたのかと「そうなんだよな」と言いますが、実際は逆。
大家の方が違法だと言い、自社の顧問弁護士に問題を解決させようと言う徳川。


引用:http://www.tbs.co.jp/gekokujo_juken/story/

早速、顧問弁護士が大家に連絡を取り、信一達は久々に家へ帰れることに。
桜井家、大家、顧問弁護士で話をして、いくら契約書に書いてあっても、勝手に鍵を替えて
閉め出してしまうことは違法だと言われ、大家もタジタジ。
しかも“トクガワ開発”という大会社の顧問弁護士が、淡々と、また丁寧に説明することに
「はい」と頷くことしかできません。

逆に、今回のことで損害を受けた信一達が“損害賠償”の請求を行う訴訟を起こすことも可能
だと言われ、更に慌てる大家。
でも、信一達はここに住めればいいし、そんなつもりもない、家賃を払う意志もあること
から大家も「桜井さんも、こんなお知り合いがいるなら言ってくれれば」と納得。

なんとか徳川のおかげで、家に戻ってくることができました。
ありがたい、と思いつつも同時に悔しい気持ちでいっぱいの信一。
「愛は金では買えない」と言うけれど、買えるんじゃないかと思う。

徳川は自分の事を羨ましいと言うけれど、俺は徳川が羨ましい。
悔しくて、泣けてくる。

「中学受験なんかやめる!」佳織の悩み爆発! 一夫は決死の決断を・・・


引用:http://www.tbs.co.jp/gekokujo_juken/story/

香夏子は、担当した女性客から気に入られて、やっと契約にこぎつける。
楢崎が自分は今月マンションの契約を2件取ったので1件は香夏子に譲る、なんとか力に
なりたいからと言ってくれていたものの、自力で契約が取れ喜ぶ。
「貴方のような素敵な女性から買うことができて私も嬉しい」と女性客から褒められる。

一夫はその頃、「最後の晩餐くらいは豪華にな」と亡くなった妻の写真を見ながら寿司を
食べていた。
卓上には“生命保険”の資料があり、詳しく目を通した様子です。

そこへ香夏子が「契約が取れたの!」と一夫に報告しにやって来ます。
姿もなく、返事もないので一夫を探し回り、卓上に載っている寿司(ひとつは空、ひとつは
手がつけられていない)そして“生命保険”の資料を見つける。

すると、庭の木にロープを掛け、脚立の上に立つ一夫の姿が目に飛び込んできて、香夏子は
咄嗟に一夫に飛びついたのです。

信一は家で佳織と勉強中でしたが、病院から電話があり慌てて駆けつけます。
一夫は左足を骨折し、ベッドに横たわっていました。
「木に引っ掛かっていたバルーンを取ろうとしてたのに、香夏子さんが勘違いしてよ」と
誤魔化そうとするも、“生命保険”の資料のことを香夏子に指摘され、罰の悪い様子。


引用:http://www.tbs.co.jp/gekokujo_juken/story/

「うまくすれば5,000万入る」と5,000万あれば、お前らも助かるだろうと言う一夫。
「そんな金いらない!」と馬鹿なことを考えた一夫に反論する信一。
でも、一夫は自分の思いを語ります。

佳織が中学に合格したとして、学費も掛かるし、それから高校、大学と行かせるんだから
5,000万あれば助かるだろう。
お金も入って、世話の掛かる老いぼれが居なくなれば一石二鳥じゃないか。
どっちにしろ、俺は先にいなくなるんだ。雲の上に行って、お前らを見守るよ。

「何言ってるんだよ!」と諫める信一に「でもお前も同じだろ?佳織のためなら、俺なんか
死んだっていい」って言っていただろ?と一夫は続けます。

中学受験なんて、馬鹿なことだと思った。
でも、この間夢を見たんだ、目の前に馬鹿高い塀があって、そこに自分達が立ち尽くして
いるという夢の話をします。

塀には梯子が掛かっているけれど、上までは届いていない。
みんなで力を合わせて、やっと佳織ひとりだけを塀の向こうに送り届けられる。
塀の向こうから差し出される手を、佳織が掴んで違う世界に行く姿を見つめる3人。
学歴のない俺達が佳織にしてやれることっていうのは、それくらい厳しいことなのだ。

「そんなの嫌だ!私のせいなんでしょ?!中学受験なんてやめる!」と佳織は病室を
飛び出します。
香夏子が追いかけ、なんとか追いつきます。
「お母さん!」泣いて、香夏子に抱きつく佳織。

「お母さんは中学受験しなくても、幸せになれるって言ったじゃん!」泣きじゃくる。
「わかったから。よくわかったから、やめていいよ」と佳織を宥める香夏子。
そこへ信一も追いつきます。

「やめよう。佳織は限界。もう無理だよ」
「ここまで頑張ってきたことは無駄じゃない」と佳織を庇う香夏子。
それでも、信一は引き下がりません。
「もうやめて!これ以上、佳織を傷つけたら許さないから!」とすごい剣幕の香夏子にも
怯むことなく、佳織に訴え続けます。

騒ぎを聞きつけた病院の職員に取り押さえられてしまった信一。
「お前、嘘ついてるだろ?」
「俺にはわかる。ずっとお前と勉強してきたんだ」と職員の制止も構わず話し続けます。

信一の病気のこと、一夫のことを言い訳にしているだけだ。
お前が1番嫌なのは、偏差値が40に下がったことだ、と。
半年間も一生懸命勉強してきたのに、一向に成績が上がらないことが悔しくて、悔しくて
しかたないんだ!

「もうやめて!これ以上、佳織のことを追いつめないで!」と香夏子。
でも、信一は尚も言い募ります。
「逃げんな、佳織!」
「今ここで逃げ出したら、全てが無駄になるんだぞ!」
「麻里亜ちゃんは偏差値70だぞ。このまま負けたままでいいのか?!」
「佳織の弱虫!」

佳織は泣きながら信一の元へ駆け寄り、「佳織は弱虫じゃない!弱虫じゃない!」と
悔しい思いを泣きじゃくりながら吐き出します。
そんな佳織を、信一は優しく見守るのでした。

まとめ

大騒動が起こった第8話。
悔しい思いを爆発させた佳織は、次の全国模試で偏差値60まで成績を上げる。
桜葉学園合格には偏差値72が必要ですが、果たして間に合うのでしょうか?

それにしても、信一は胃潰瘍、家賃滞納で閉め出されるわ、一夫は首吊りまで考えて
しまうなんて・・・
本当に文字通り、決死の覚悟で臨む「中学受験」

小学6年生の佳織には、重すぎるプレッシャーが掛かってしまいます。
しかも、思うように成績が上がらないとなれば逃げ出したくなるのもよくわかりますね。
でも、そこは負けず嫌いな佳織の性格をよくわかっている信一。
佳織の気持ちをわかった上での、叱咤激励だったわけです。

香夏子のあたたかい愛情も、佳織を支えてくれます。
一夫もやり方は間違っていますが、深く愛情を注いでくれて、家族愛に溢れている桜井家。
「がんばれ!佳織!」と応援しながら、視聴者も観ていると思います。

ドラマ「下剋上受験」もラストスパート!
徳川親子は、やっぱり本物の親子?少し疑問も残りますが、来週を楽しみにしています。

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