『嫌われる勇気』 4話 あらすじネタバレ&感想 家族全員嘘つきのミステリー!
引用先:http://www.fujitv.co.jp/kira-yu/
香里奈主演の刑事ドラマ『嫌われる勇気』の第4話です。
視聴率は、第1話 8.1%、第2話 6.4%、第3話 6.6%、第4話 7.2%と、2話で下げた後は、だんだん上がってきましたね。
前日の「ホンマでっか!?TV」ではNEWSが登場。「めんどくさい男」加藤シゲアキと、さんまのトークで大いに盛り上がりました。手越に振り回されるという悩みは、ドラマで蘭子に振り回される姿と重なりましたね。
では、『嫌われる勇気』第4話、あらすじネタバレ&感想です。
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『嫌われる勇気』家族全員が怪しい、みんな嘘つき
元大臣・狸穴勝利(山田明郷)が心不全で死亡。左側頭部に内出血があること、髪にガラスが付着していたことから、殺人が疑われた。
長男・寿也(水橋研二)は陶芸家になりたいと、後を継いでほしいという父親と対立していた。秘書・武藤(平野貴大)は、実は狸穴の愛人の子どもだった。妻・治子(朝加真由美)は死ぬ直前、そのことを知ったらしい。みんなに動機があります。
そんなとき、新進アーティストとして成功した長女・さゆり(前田亜季)がニューヨークから帰国していたことが分かります。
死んだ部屋にさゆりの写真がたくさん飾られていたから、蘭子は推理を始めます。
結局、さゆりは小さい頃から父親に溺愛されていて、それがいやで、自立したいとニューヨークに行きました。しかし、父親が作品を買ってくれたおかげで成功していたと判明。怒ったさゆりは父が目の前で心不全を起こしているのに救急車を呼ばなかったのです。そして、家族全員がそのこと察し、隠そうと嘘をついていました。
最後、さゆりに対して青山(加藤シゲアキ)が言います。「逃れようと思うこと自体、家にとらわれている証拠じゃないですか。自由になりたければ他の人にどう思われているか気にするのをやめちゃえばいいんですよ」
青山はアドラー心理学を理解して、自分のことばで言えるようになってきましたね!
殺人事件ではありませんでしたが、愛する娘を求めながら死んでいく父親の無念な表情は印象的でした。
さゆりもいつか本当に自立できたら、父の愛も分かるかもしれません。
最後、長男が似合わない政治家の道をすて、陶芸家として自分の人生を生きていく決断をしたところがよかったですね。
『嫌われる勇気』は名脇役にドキドキ!
引用先:http://www.alpha-agency.com/artist/post-1.html
ドラマの冒頭、枯れ葉舞う大きな館から棺が運ばれてきます。それを持つ家族の顔ぶれがみんな怪しい。いかにもミステリードラマらしく、わくわくしました。
死んだ父親役が山田明郷。名前は知らないが(失礼!)、顔をみれば分かる!!いかにも元大臣ですね。なんども殺されるシミュレーションのシーンはつい笑ってしまいました(失礼!again)。
そして妻が朝加真由美。さすが肝が座ってます。蘭子とのやりあいがよかったです。
お兄さんは水橋研二。いい俳優さんです。ちょっと気が弱いけど、いい人が似合っていました。最初、この配役なら水橋さんが犯人かな、と思いましたが、イメージを逆手にとって、まんまとだまされました。
今回主役は前田亜季。子供のころからTVに出ていて、美人になりましたね。前田愛の妹で、中村勘九郎が義兄になります。
以上、ゲストのみなさんのコンビネーションが楽しかったです。
『嫌われる勇気』今日のアドラー「承認欲求を否定せよ」!
今どきですね~。こうやってブログを書くのも、「いいね!」をもらいたいのも、果ては仕事でがんばってるのも、いい娘でいたいのも、承認欲求を満たすためかも。もう私の承認欲求が止まらない!
でも、アドラーは他人の承認を気にすることが、自分を不自由にしているというのです。
自由に生きるには、外の人がどう思うが気にするのをやめたらいい。自分が自分のために自分の人生を生きなければ、誰が生きてくれるのか、と。
確かにそうですね。他人の承認を求める自分が小さくみえます。でも、それほどちゃんとした「自分」があるわけじゃないからな~。自分に自信を持つにはどうしたらいいか、もっと教えてアドラー。
『嫌われる勇気』のまとめ
だんだん、青山(加藤シゲアキ)が成長して、蘭子のことが分かってきましたね。青山もアドラー男子になれるかな。ちなみに、今回の青山の萌えポイントは、ガードレールを飛び超えるシーンでした。成功、おめでとう!
次回の予告動画では、蘭子の決めセリフ「その推理、明確に否定します」が「その推理、明確に肯定します」になっていました。今まで作ってきた関係性や、パターンをどう変化させるのか楽しみです。被り物をしたおちゃめな蘭子も見られそうです。
事件の謎解き、アドラー心理学、ゲスト俳優の楽しみ、蘭子のかっこよさ、加藤シゲアキ萌え、ほかの俳優たちのコンビネーションといろいろな面から楽しめましたね!